近づく終わりのとき

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そして、俺は燐に言われた通り麗の住む屋敷に向かった 麗の家には、ベルのかわりに大きな門があって、そこにある防犯カメラで認識されるようになっている。俺はそこにある防犯カメラに向かって小さく頭を下げた すると、門が開き目の前には燐が立っていた 「悪い、遅くなった」 俺がそう言うと、燐が、 「いや…俺も今終わったところだ。麗も大分良くなって庭でお茶してる」 そう言って燐は優しい目で麗をみた そして、微笑んだ後俺に『ついて来い。』と言った 俺が燐に連れてこられた場所は、人気(ひとけ)の無いところだった 燐はなんでこんな所に俺を連れて来たんだ?そんなに大切な内容なのか? 俺がそんなことを考えていたとき、燐の口から出た言葉に俺は思わず絶句した… その内容は 『麗は後、一週間も生きられないかもしれない』 というものだった
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