6人が本棚に入れています
本棚に追加
「早くみんな!麗が待ってるんだ!」
クラスのみんなは、由希人が何を急いでいるのかわからない。
すると、1人の女子が聞いた。
「ねぇ、なんでそんなに急いでんの?お見舞いに行くだけでしょ?」
「そうだよなー死ぬわけじゃあるまいし」
「時間がねーんだよ!!だから、早く行かなきゃなんねーんだよ!行くぞ!」
そう言って、走る速度を早めた。
そして…ー
バンッ!!
扉が勢いよく開いた。
「麗!!」
「由…希人?由希人!!」
「ああ!!ほら、みんなも来てくれたぞ!先生もな!」
由希人がそういうと、麗はみんながいる方を見て、涙を流しながら笑った。
最初のコメントを投稿しよう!