ふたり

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キーンコーンカーンコーン… 朝のチャイムが鳴り響く 俺がぼんやりと外を眺めていると ガラッと音を立てて1人の少女が入ってきた 背中までかかるキャラメル色のウェーブのかかった長い髪 おとなしめの瞳 気品溢れる物腰の少女の名は夏目 麗 彼女の声を聞いたことのある人はいない だから俺は君の声を誰よりも先に聞きたいんだ だから俺は毎日君に声をかける
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