ふたり

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「なあ、俺お前の隣の席の一ノ瀬由希人っていうんだ。よろしく」 「…」 話し掛けても麗は無言のままだ。 よし、もう一回! 「なあ、なあってば!おーい、麗ちゃん」 名前を呼んだ途端に麗は「バンッ」と机を叩いて前で話してる先生に視線をおくった。先生は 「ああ、保健室だな。いいぞ行ってこい」 と、言った。 彼女はうなずいて教室を出て行ってしまった 休み時間俺のもとに数人の女子が集まってきた
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