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｢で、でもっ、だったら一体どうして僕には怜衣の事が見えるんだ？
霊感なんて洒落たもの持ってないんだけど…｣
｢そうだね。
何でだろうね。私もわかんないや｣
怜衣はただただ淡白に冷たくそう言った。
｢何でだろうねって…お前の都合だろ!?
何でそれぐらいもわからないんだよ!!｣
｢わからないものはわからないんだよ、悠ちゃん。
それともさ、悠ちゃんは私が居たら迷惑なの？｣
｢なっ…そんな訳、な｣
｢悠？何１人で騒いでるの？
怜衣ちゃんの事は残念だけどもう少し静かにね？｣
｢ぇ………あ、あぁわかった。｣
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