2話 アイドル盗撮殺人事件

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経吾は自宅に帰り、食事をした。 適当に冷蔵庫にある材料で作った。 食べながら左手を見たが、異常はない。 この町のどこかに霊武者がひそんでいる。 ゴホッ、考えただけでむせてしまった。 テレビをつけると、アニメにチャンネルを合わせる。 いつも楽しみにしているアニメが、どうも楽しめない。 集中して見れないのだ。 その原因は、駅での霊武者との接近、そして白田泉の背後霊。 何か関連はあるのか。 いったん気になると、他に考えられなくなる性格であった。 そしてバッグから携帯を取り出して、静と太一にメールを送信した。
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