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ある日仕事に車で向かっていた彼氏は携帯に電話が着信した。
液晶には、白田泉。
すぐに電話にでると話しに夢中になってしまう。
そして会話に夢中になっていた瞬間、アッと思った時には、対向車の車と接触事故を起こしていた。
白田泉は直ぐに病院へ直行する。
信じられる現実ではなかった。
着いた時にはすでに、かえらぬ人に。
医者からそう告げられると、その場に崩れ落ちてしまった。
なぜ、なぜあなたなの。
そして最後に携帯で話したのは自分である。
その事で自分を責めた。
自分が電話しなければ、あの人とまた会えたと。
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