2話 アイドル盗撮殺人事件

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太一も怒りがこみ上げてきたが、経吾を止めようとした。 「私も頭にきてるわ、場所なら調べてあるんだから行くぞ~」 静は経吾の背中を押して、行ってしまう。 あとには太一だけが残された。 「ち、ちょっと待ってよぉ」 不安ながらも、しかたなく後を追った。 「目指す出版社は藤ノ木出版ね」 静が名前をだすと。 「その出版社なら知ってます、バスで行けるよ」 と太一がバス停を指差した。 「よしバスで行くか」 経吾達は近くにあるバス停に行き、バスで目指す藤ノ木出版社へ向かうことにした。 わざわざバスまで使い抗議に行く。 なぜそこまでして行くのか。
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