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すると、社員達は何やら相談し始める。
経吾達の粘り勝ちだった。
話しが着いた社員達は、女性が前に来る。
「上の階にいる社長に直接言いに言って欲しいわ」
と人差し指で天井を差して言った。
経吾と静、太一はお互いに顔を見合わせる。
「社長なら上等だ」
怒りを顔に出して言うと、静、太一もうなずいた。
それからまたエレベーターに乗りこみ3階に上がる。
3階フロアは社長室と書かれてある。
経吾がドアをノックした。
「入りたまえ」
中から低いかんろくのある声。
いかにも社長という声質。
何も言わずに入っていく。
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