2話 アイドル盗撮殺人事件

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すると、社員達は何やら相談し始める。 経吾達の粘り勝ちだった。 話しが着いた社員達は、女性が前に来る。 「上の階にいる社長に直接言いに言って欲しいわ」 と人差し指で天井を差して言った。 経吾と静、太一はお互いに顔を見合わせる。 「社長なら上等だ」 怒りを顔に出して言うと、静、太一もうなずいた。 それからまたエレベーターに乗りこみ3階に上がる。 3階フロアは社長室と書かれてある。 経吾がドアをノックした。 「入りたまえ」 中から低いかんろくのある声。 いかにも社長という声質。 何も言わずに入っていく。
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