2話 アイドル盗撮殺人事件

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殺されただと。 そんな事あり得るか。 「なんでまた殺されたんどよ」 「まだ犯人はわかってないそうです、ただ犯行時刻は21時頃」 「それじゃあ俺らが帰った後じゃねえか」 「その通りです、僕らの帰った後に藤ノ木社長を何者かが殺害した、誰なのか」 太一はおそらくは、あのビルにいた社員ではないかと、疑っている。 確か男性二人に女性が一人。 「ちょうど良かったじゃないのケイ、あんたの代わりに誰か殺してくれてさ」 「おい静、お前なぁ~、簡単に言うなよ」 「そうですよ静さん、殺しはマズイですから」 しかし太一は一つだけ気になることが。 警察は今頃は必至に犯人探しをしているはず。 きっと残っていた社員を、取り調べしている。 そしてなぜ殺したかを聴きだしている。 そこで犯人が見つかればいい。 だけど見つからなければ、別に犯人がいると警察は考える。
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