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殺されただと。
そんな事あり得るか。
「なんでまた殺されたんどよ」
「まだ犯人はわかってないそうです、ただ犯行時刻は21時頃」
「それじゃあ俺らが帰った後じゃねえか」
「その通りです、僕らの帰った後に藤ノ木社長を何者かが殺害した、誰なのか」
太一はおそらくは、あのビルにいた社員ではないかと、疑っている。
確か男性二人に女性が一人。
「ちょうど良かったじゃないのケイ、あんたの代わりに誰か殺してくれてさ」
「おい静、お前なぁ~、簡単に言うなよ」
「そうですよ静さん、殺しはマズイですから」
しかし太一は一つだけ気になることが。
警察は今頃は必至に犯人探しをしているはず。
きっと残っていた社員を、取り調べしている。
そしてなぜ殺したかを聴きだしている。
そこで犯人が見つかればいい。
だけど見つからなければ、別に犯人がいると警察は考える。
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