2話 アイドル盗撮殺人事件

36/85
前へ
/351ページ
次へ
「あっ、はい」 経吾はよくわからないが、指示に従いソファについた。 「今から私かする質問に、応えて欲しいの、いいかしら」 「ちょっと待ってくれ、質問てあんたいったい誰なんだよ」 「紹介します、この方は本蓮沼 倫子(もとはすぬま りんこ)さん、刑事だ」 校長が女性を紹介する。 「刑事だってぇ、な、なんで俺が、俺何もしてね~し」 「あなた昨日の20時くらいにどこにいましたか」 「家にいたよ、ゲームしてた」 「本当に家にいたの」 倫子はじっと経吾の目をのぞく。 「居たさ、嘘じゃない」 「そう、じゃあこれは誰のでしょうかな」
/351ページ

最初のコメントを投稿しよう!

588人が本棚に入れています
本棚に追加