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「こんなはずではなかった…。僕チン…いや俺サマは今小波といるはずなのに」
時は二年前、東京にある神蘭高校の入学式から始まった。
「かわい子ちゃんいないかなー」
「少しはいるよ」
と幼馴染の亮と智也は入学式からそんなことを話している。
「そうかな?今まで俺サマ、そのセリフ何度も聞いた気がするんだが…」
「気のせいさ☀まあ告って失敗しても美女は星の数ほどいるよ」
「そのセリフも何度も聞いた気が…まあしかたない。俺サマに合うようなレベルの女がいなかったんだよな」
「ははっ…」
そうしている間に入学式が始まった。
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