The another story Mio

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「……?……??」 気がついたら……私は知らないところで寝てた……? ここは何処? 私は……誰なの? 「お目覚めかなMIO138号」 突然知らない男の人が来た……。 「MIO138号……?」 「君の名前だ」 私の……名前……? 「……変な名前……」 「変か、まぁそうだろうな」 自覚しているのならそんな名前つけないで欲しい……。 「さて、MIO138号起きて直ぐで悪いがちょっと私についてきてもらうよ」 「……?」 「何これ?」 いきなり連れ出されたらと思ったら紙をまとめたような物をいきなり目の前に置かれた……。 「本だよ、目覚めたばかりの君は何も分からない白紙状態だ。とりあえずそこにある本で色々と学んでもらうよ」 「……?」 よく分からないけど……、本……だっけ? これ見ればいいのかな? 「…………」 端っこをつまんで1枚見ると、文字がいっぱい書かれてた。 途中めんどくさくなったからパラパラとめくって行くと、私を連れだした男の人がなんか慌ててる……。 「ちょ、ちょっとそんなことしたら読めないだろ?」 何言ってるのかよく分からない……。 「この本……?に書いてあるの全部覚えた……」 「え?」 私がそんな事言うとこの人は色々と質問してきたけど……。 全部本に書いてる内容だから全て答えられた……。 「…………」 「他にはないの?」 「あ、あぁもう十分だよ。……驚いたないくらあれのとは言え……」 何ぶつぶつ言ってるんだろう? 「…………?」 ふと、他に置いてあった本に私は目を奪われた。 その本の中身を見てみると、綺麗な髪をした長い髪に白い鎧……だっけ?に青白い剣を持った男の人が描かれてる……。 顔は変なお面みたいなのに隠れて分からないけど……。 「この人……誰?」 「ん?……あぁ、それは聖王だよ……」 「聖王……?」
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