The another story Mio

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「…………」 目を閉じて体に流れる魔力を拡散させるようなイメージだったけ? それで魔力が放出されるらしいけど、私に魔力なんてあるのかな? ジジジジ……。 ……なんか焦げ臭い匂いが周りからする。 ちゃんと整備されてるのかな? この機械……、ものすごく不安なんだけど……。 でもそれでも焦げ臭さは相変わらず立ち込めているし、なんかバチバチいってる。 「……ねぇ、この機械」 ボンッ!! 私は堪らなくなって機械の事言おうとしたとき、いきなり周りの機械が爆発した。 目を丸くして爆発した機械を見てると、その隣の機械も連鎖するように爆発を起こした。 何がどうなってるの? 「MIO138号!魔力を流すのをやめろ!」 私を連れだした男の人が私に怒鳴り散らして来た。 何なの、いったい……。 とりあえず私が魔力を流すのを止めると、今までバチバチいってた音が静まった。 「……ふむ、これほどとはな……、もしかしたら……」 直ぐに駆けつけて来た男の人が機械の様子を見ながらなんかぶつぶつ言ってる。 何を言ってるのかは声が小さくて聞き取れないけど……。 ゾクリとなぜか背中に寒気を感じたのは気のせい? 「私疲れたんだけど……」 「ん、あぁもう外して戻って良い、良いデータが取れたからな」 データとれたのなら独り言始める前に一言言ってほしい。 ぼやいてもしょうがないから腕についてる邪魔な物をすべて外して 私はこの部屋から出て行った。
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