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僕は噂が本当にならないうちに友達を作ろうとしたけどそんな簡単に作れる筈がなかった。
僕は友達作りを甘くみていた…
昔もぼっちで今もぼっち。
昔からぼっちだった奴に友達を作る方法なんて分かる筈がなかった。
だから僕は友達作りなんて諦めた
どうせ、噂が本当になるのを待つ位ならいっそのこと…
自らの意志で消えてしまえばいい
ぼっちは誰にも必要とされない…
なら、消えたって
誰も悲しまない。
だから、僕は死を選んだ
サバイバルナイフを首筋に突き付けようとしたが僕の首筋は突然やってきた死への恐怖に大量の汗を流していた
今更思った事がある
それは、もともと臆病な僕が自ら命を落とす。なんて事が本当にできるのかと…
サバイバルナイフを首筋にしっかりと突き付けたのはいいがやはりそこから先へと進む事が出来ない
やっぱり僕は臆病なんだ
自ら命を絶つ事すら出来ないなんて…
もうどうしたらいいのか分からない。
こんな時、漫画なら誰かが来て助けてくれるのに…ーーー
そんな事を考えながら一人で悔し涙を流し佇んでいる僕の所に叫び声が聴こえてきた
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