始まりには常に終わりが憑いている

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「オーダーメイドとかは出来るのか?それに制限とか」 『出来るよ?主な制限だったら、生命の創造が不可な位かな?』 「だったら、こういうのは出来るか?『ありとあらゆる事が可能になる程度の能力』って感じなんだが…」 『……うん、完了したよ。ポイント残高は182ポンイトだ。』 いや速いなオイ。つかポイント消費少ないな。使い切れるのか? 『ふーん。確かに面倒だね。いっその事こういうのはどうだい?』 【幻想を創造する程度の能力】 なにこれ?幻想?ぶち殺すの? 『簡単に言うと、あったら良いなを形にするんだ。例えば、漫画のあの能力欲しいなーとか、こんな能力欲しいなーとか、こんな剣欲しいなーとか』 「これでポイントは足りるのか?」 ここまで持ち上げられて、ポイントが足りませんでした。だったらぶん殴るぞ。 『足りないね。あと数ポイント足りないな。』 ……オイ。どうすんだ。チクショウ。 『ま、まあ、身体能力で振り分ければ良いんじゃないかな?』 身体能力で?と言うとアレか?走力とか体力とか学力とかをポイントに振り分けるってか? 『そんな感じで間違いは無いよ。でもこの時支払った身体能力は如何なる干渉も受け付けずに失うから気を付けてね?』 どの位支払えば良いんだ? 『ぶっちゃけ、必要分支払うと君は文字道理、史上最弱になると思うよ。小学生低学年との取っ組み合いでギリギリ勝てるのが関の山かな?これだったら他の能力で代用した方が……』 「じゃあやっちゃってくれ。」
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