はじめに

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雪白の月 君がいなくなったあのとき あらためて気がついたんだ 至るとこにばらまかれた ふたりの脱け殻 何も変わってない部屋だけど 何かが変わった気がする いつかのように笑えるように 頑張ってはいるけど… 弱さを見せたくなくて 無駄に強がる この僕は君の瞳(め)に どんな風に映ったの? 空に浮かぶ雪白の月 見上げるたびに思う 愛しただけ胸が痛む ぽっかりと穴が開いたみたい さようならと言われるよりも 言う方がきっとツライ もし、あのとき切り出せたら この痛み楽になっていたかな…
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