プロローグ

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━━━駅。 「やっとついたかー」  簡単な身支度をしてすぐに来たとはいえ意外と時間を取られてしまった。  俺はすぐに自転車をその辺に止めるとさっそく駅のホームへ向かった。 「現在時刻4時43分か。危なかったな。もう少しで遅れるところだったぜ」  ふ~、と軽い溜息をつき緊張を持ちながら〝それ〟をくるのを待った。  あともうすぐだ。  あと5…  4…  3…  2…  1…  0!
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