四日前

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テーブルの向かい側から冷たい声が飛んできた そこには雫が座ってトーストをかじっている 「ごめんなさいね!」 歩おばさんはニコニコしながら座る 「雫!おはよう!!!」 「・・・・・・・・・・・・」 無視かよっ うわっ、寂しいわー 一応昔の勝負(じゃんけん)で雫は弟になったのだが・・・ 「雫ー、お・は・よ・う!!」 雫のそばに行くと、大声で叫んでやった 「・・・・・・・・おはよ」 めんどくさいのかそれだけ呟くと またトーストを食べはじめた 自分も激しく空腹なので席に座る 「歩おばさん!!朝ごはんちょーだいっ!」 「ちょうどよかったわ!今日までの食パンが20枚くらいあってね・・・」 なんだろう・・・ この心を埋める不安はなんだろう・・・ 「全部召し上がれっ!!」 不安は現実になりやすいってよく言うよね、うん 目の前に高く積まれたトーストの山が出された 「ちょっ!あゆ「もしかして、私がお願いしてるのに聞けないのかい・・・?」 涙目で、指を鳴らしながら言葉を遮られた それは脅しだよね 逆らったらさっきの死亡フラグ成立しちゃうよね 「い、いただきまーすっ!!」 そう叫んで食べはじめると 歩おばさんはまた笑顔になる
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