~集 結~

6/13

169人が本棚に入れています
本棚に追加
/87ページ
「一応はこの中のリーダーだ。故に色々仕切らせて貰う。分からんことがあったら我に聞いてくれ」 そう言うと「次は誰だ?」と全体に聞く。 すると、狼牙の隣に座っていて、2人を案内をしてくれた女の人が「私がするわ」と席を立った。 「私は蛇帝真奈(ジャテイマナ)。嫉妬の悪魔、レヴィのパートナーよ。皆さん宜しくね。」 茶色のストレートヘアできれいな顔立ち。 清楚な優等生お嬢様といった感じだ。 真奈は、にこりと微笑み、軽く礼をすると席に着いた。 と同時に、真奈の後ろにいた悪魔が、見やすいようにか少し高く浮かんで言った。 「そして!私こそ、嫉妬の悪魔にして、真奈の運命のパートナー!!レヴィアタンだ!!まぁ宜しくと言っておこう!!」 緑色のロングの髪。 口には、何故か防毒面の様なものを着けている。 レヴィは「ハッハッハ!!」と何が楽しいのか楽しそうに笑い、羽織っていたマントを翻した。 「ちょっとレヴィ!!誤解を招くような言い方はやめなさい。全く、誰が運命のパートナーよ…」 真奈が呆れながら、制止をかける。 「ハハハ!!何も照れる事ないではないか!」 「しばくわよ」
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

169人が本棚に入れています
本棚に追加