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『先生!俺保健委員なんで、相原さんの荷物持って行きます。フラフラしてるので』
………!?
えぇえぇええええ!?
早川君、保健委員だったんだ…初耳。
…じゃなくて!
早川君、どんだけいい人なの…
早川君の優しさに、じんわりする。
『おーわかった。早川頼むな』
『はい』
先生からの信頼の厚い早川君は、あたしの荷物をひょいっと持ち上げた。
『ごめん、早川君…』
『いーって!』
にっと笑った早川君。
……モテそうだな。
なんて考えた。
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