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警視庁の中にあるとある研究室
二人は重苦しい様子で沈黙していた
なぜ沈黙しているかと言うと、
当「瀬文さん…」
瀬「あぁ…」
当「あの渥見っていう人、冷泉さんくりそつじゃないですか(笑)！」
渥見 というここの所長はあの
未来を予知するスペックを持ち主
冷泉 俊明に顔がそっくりです。
渥「これはあの2件の司法解剖の結果報告書なのね。」
瀬「ありがとうございます。」
当「あざぁーす灰汁さん」
後ろを向いてた渥見は『灰汁』の
言葉に反応してツッコむように
渥「字がちがぁう！！『渥』！
ミィは渥見なのね！」
しかし、そのときには誰もいなかった。
渥「瞬間移動！？アンビリーバボー！」
そのころ当麻と瀬文は未詳課に戻ろうとしていた。そのとき、ある人が当麻とぶつかった。
当「痛って～なぁ。横綱ですか！
白鳳ですか！」
その人は黄土色のロングコートを着て肩からバッグをさげた障害者だったそして、それともうひとつのことに当麻は気づいた。
当「瀬文さん、この人サヴァン症候群ってやつですよ！珍っ！まぁ、瀬文さんのような凡人には分からないか(笑)」
瀬文はいろいろと入った紙袋で当麻の後頭部目掛けて勢いよくなぐった
当「ぐっ！…痛てぇなタコ！」
瀬「分からなくて当たり前だそれに相手に対して失礼だろが。」
切り込むように瀬文の言葉が入った。
そのとき、その人は当麻が持っていた司法解剖の結果報告書を見て、
「中ボロボロ外残ル、中ボロボロ外残ル」
と不可解なことをつぶやいた。
当「中…外………………………！！」
当麻はなにかに気づいて研究室のほうにもうダッシュで走った。
それを追うように瀬文も走った。
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