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野「焼死体なんだけど場所がね…」
瀬「場所が…?」
野「プールの中で燃えたんだよねぇ…」
瀬「水の中で燃えたってことですか?」
そのとき、神埼はなにか心当たりがあるかのような顔をしながら、
未詳課をあとにした。
瀬文には疑問でならなかった。
当「水の中でfire…」
瀬「なんでそこだけ英語なんだ。」
当「…う~~っ!タキャマルゥ!」
その瞬間未詳課に沈黙が走った…
そして、いまさらのように気づいた
野々村元係長は、
野「あれ~そういえば神崎くんは?
」
当「そういえゃ、いないっすね~」
そのあと、神崎は…電話をしていた
神「お前がミスなんて珍しいな
優樹菜…」
優「ごめん…処理しようとしたら、
見られちゃって…」
どうやら、死体の処理の途中、他の人に死体を見られたようだ。
神「…大丈夫。俺たちの
『計画』に支障はない。」
優「…うん。本当にやるんだ…」
神「当たり前だろ。全ては…」
なにかを言おうとしたとき、誰かの
気配を感じたのか途中でケータイを
切った。
神「盗み聴きか?…瀬文。」
瀬文は近くの物陰に隠れていた。
瀬「申し訳ありません。そんなつもりはありませんでした。」
すると、神崎は瀬文の近くにきて
耳元で
神「いづれ…わかります。」
とつぶやいた。そして気を取りなおした感じで
神「まっ、いっか!行きましょう
瀬文さん!」
さっきのとは、全然声のトーンが違った。そのことに瀬文は微妙な
恐怖心を感じた…。
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