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モバンは扉の端にあるマイクに向かい
「津村 剣士です。帰還しました。」
と述べた
「本人確認完了 入室を許可します。」
と、電子音声が返事を返し重々しい扉が開く
扉が開くと直ぐに、ファーブニル用の整備ハンガーと両隣に調整中のメカがあり
すぐ側には、強化ガラスで隔てられた、モニタールーム
室内では、町の様子が映された無数のモニターと睨み合う私服の男女が複数人おり
そのうち数人が剣士が帰ってきた来たことに気付き手を振っている。
ここは、「津村電子工学研究所」の地下にある
「特殊犯罪対策班」の専用ラボ
此所は、都内何処にでも出動できる専用の通路が蜘蛛の巣のように広がり
先程のように公共施設に出入口が隠されており、10分以内で現場に到着出来る。
ファーブニルが整備用ハンガーに固定されると 整備員達がモバンの装甲を外しだす
整備員がヘルメットの両サイドに有るつまみを押して回すと
プシュ―――――ンッッン
固定具から白い蒸気が噴射
ヘルメットを外すと剣士の顔は汗だく
直ぐに、ブラウンのショートボブの髪型の若い女性整備員が汗をタオルで拭うと
、剣士は気持ち良さそうにうっとりした目で
「由井ちゃんいつもサンキュー🎵」
と礼を言うと、由井は 顔を赤める
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