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真夜中、深夜を回った合宿所・・
辺りの闇は一層増して、不気味な様相を漂わせている・・・・
宿泊部屋・・女の子たちの寝ている部屋。
寝付くまで、楽しそうに話していた3人だったが、寝始めると段々と怖さが増してくる。
「先生・・私・・トイレに行きたいんですけど・・」
「私も・・」
「え・・?二人で行ったら、私だけ取り残されるじゃない・・」
仕方なしに、3人で女子トイレへと向かう。
長い廊下の先にトイレはあった・・先ほど使った浴室の先である。
薄暗い照明が灯ってはいるが、明かりの届かない少し先は闇が迫っている。窓の外は真っ暗である。
3人は、離れず、連れ添って廊下を歩いていく・・
「望月さん・・さっき、もう霊は居ないって言ってたよね・・」
先生が彼女に確かめる。
「ええ・・、居ないと思ったんですが・・」
「え?全く居ないんじゃないの?」
「浮遊霊とかは、動きますから・・」
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