1.夜中に・・・

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真夜中、深夜を回った合宿所・・ 辺りの闇は一層増して、不気味な様相を漂わせている・・・・ 宿泊部屋・・女の子たちの寝ている部屋。 寝付くまで、楽しそうに話していた3人だったが、寝始めると段々と怖さが増してくる。 「先生・・私・・トイレに行きたいんですけど・・」 「私も・・」 「え・・?二人で行ったら、私だけ取り残されるじゃない・・」 仕方なしに、3人で女子トイレへと向かう。 長い廊下の先にトイレはあった・・先ほど使った浴室の先である。 薄暗い照明が灯ってはいるが、明かりの届かない少し先は闇が迫っている。窓の外は真っ暗である。 3人は、離れず、連れ添って廊下を歩いていく・・ 「望月さん・・さっき、もう霊は居ないって言ってたよね・・」 先生が彼女に確かめる。 「ええ・・、居ないと思ったんですが・・」 「え?全く居ないんじゃないの?」 「浮遊霊とかは、動きますから・・」
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