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「先生・・やっぱり、怖いデス・・」
千佳ちゃんがポツリともらす・・
「そうね・・」
宿泊室の手前に、僕の寝ている宿直室があった・・
「ヒロシくん、こんな所で一人で寝てるんですね・・」
「やっぱり、男の子よね~」
「ぐっすり、寝てるみたいです・・」
「気持ちよさそう・・」
僕はいつの間にか包まっていた布団から抜け出していた。
その様子を見て、頼もしさを感じた3人・・
「やっぱり・・一緒に寝てたほうが安心するカモ・・」
「そ・・そうね・・追い出しちゃったけどね・・」
「こっちで、寝ませんか??」
「ヒロシくんが起きる前に、こっそり元に戻ればいいし・・」
「襲われないように、両手を塞いじゃいましょう!」
何か・・とんでもない作戦を練られている・・
3人は布団を持ち出し、宿直室の僕の寝ている脇に敷いて、両脇に寝始める・・
先生と、彼女が僕の手をしっかりと掴んだ・・千佳ちゃんは、彼女の脇に添い寝した・・
安心する3人・・
トイレも済ませ、ぐっすりと寝ることができた・・・
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