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第二話 鎖の先にはなにが? 「今日も1日頑張りましょう」体操が終わった。今日1日のスケジュールを見直す。今日も沢山の手紙を配らなければ。郵便物を見ると、指サックを付けた。ランララン、ランララン、鼻歌が響き戸が開く音がした。「小包取りに下までいってました~」「またかい、君、通販好きだねぇー」「そうなんですよー。このトートバッグ、好きなキャラくんそっくりでー。あ、そうだ、クッキーも一緒にとりました。皆で食べましょう」「いいねぇ、君太っ腹ー!」クッキーを出して、食べ始め、お茶を入れながら渡しながらをしていると、電話が鳴った。「君たち事件」「なぁにぃ!」「じゃあ、行かなきゃですねぇー」車から降りるとそこは郵便局であった。「今朝8時頃には皆来ていたらしいのだが、普段使わない部屋で気付かなかったようなんだ」「今朝7時頃が死亡推定時刻です」「7時頃となると関係者しか入れないような・・」「そうなるな」
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