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「姫様、ここに長居するのは危険です、いつまた魔獣が襲ってくるか分かりません」
「そうですね、ではセリス、カイトさん行きましょう」
「はい」
「分かった」
私たちは森を出るために歩きだした。
歩いている間、カイトに何故ここに呼びだされたか、それとこの世界で起こっている事を説明した。
あと何故この場所に来たか姫様に再び問い掛けた、さっきでこの話は終わったと思っていたのであろう姫様はまた慌てだした。
意地悪が過ぎたか、いや少しはいい薬になったかもしれん、それに姫様には自分の立場を理解して少しは自覚を持ってもらいたいものだ。
あと幸運なことに帰りは一回も魔獣に出くわさなかった。
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