落ちこぼれの少年と孤高の剣帝

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「じゃあお前ならどうするんだ?」 「そうだなぁ。僕なら…」 そのときだった 「小僧、今の見えてたのか?」 二人の前には模擬戦を終えたヴァネッサがいた。 「はい。」 リックは立ち上がり返事をする。 それにつられてシルバも立ち上がる。 「一つ聞いていいですか?」 「なんだ。」 「何故あなたが『飛沫燕』を使えるんですか?」 「簡単な話だ。ロイさん……お前の親父に教わった。」 「父さんに!?」 「あぁ。」 二人の会話を聞いていたシルバが不意にヴァネッサに話しかける。
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