悪魔と契約した日

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「なに今の音?」 リックは父の足にしがみつきながら尋ねる 「わからん、少し待ってなさい。すぐに戻るから。それまでここにいるんだぞ。」 ロイはリックの頭を撫でると部屋を飛び出した それからリックは父の言葉通り部屋で待ち続けた そして数分後 ドゴオオオオオオオオオオオオ すぐ近くの部屋から凄まじい轟音が鳴り響いた 「っ今のなに?…………ちょっと見るくらいならいいよね……」 リックは恐る恐る部屋の扉を開ける すると斜め前の部屋から黒煙が流れ出ていた (あそこだ) リックは気づかれないように部屋の中に入る
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