406人が本棚に入れています
本棚に追加
「なに今の音?」
リックは父の足にしがみつきながら尋ねる
「わからん、少し待ってなさい。すぐに戻るから。それまでここにいるんだぞ。」
ロイはリックの頭を撫でると部屋を飛び出した
それからリックは父の言葉通り部屋で待ち続けた
そして数分後
ドゴオオオオオオオオオオオオ
すぐ近くの部屋から凄まじい轟音が鳴り響いた
「っ今のなに?…………ちょっと見るくらいならいいよね……」
リックは恐る恐る部屋の扉を開ける
すると斜め前の部屋から黒煙が流れ出ていた
(あそこだ)
リックは気づかれないように部屋の中に入る
最初のコメントを投稿しよう!