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☆kana said☆
いつもの朝、いつもと同じ時間…
くつをはいて扉をあける
「おはよう!佳奈♪」
「…はよ」
ほぼ同時に2つの声がふってくる
「おはよー!優樹、一希」
「佳奈ーっ!今日はどっち乗ってく?」
優樹が自転車の後ろをペチペチたたきながら聞いてくる
「う~ん、今日は一希の方にしようかなぁ」
「っ!?佳奈ちゃん…オレ…悲し…」
小言を言っている優樹を軽く無視しながら一希の方に小走りで近寄る
「一希、いい?」
「…ん」
一希の短い返事を聞いて、自転車に乗り込む
ゆっくりと動き出す自転車
こうして私たちの1日は始まる
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