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どーすんの、お前。
俺はもう、どーにもお前が全部、欲しくてたまんねーんだけど。
「もう、離してやんねー、から……」
そう呟いた、うわごとみたいな言葉が届いているのかいないのか。
生まれて初めてじゃねーかってくらい、丹念に愛でた体を必死に腕に抱き寄せながら、俺は快楽の波に抗う。
離したくない。
誰にもやらない。
コレは、俺の、だ。
胸の中のぬくもりに、涙が出そうになったのも、生まれて初めての経験だった。
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