回想

4/11
前へ
/11ページ
次へ
しばらくして。 相変わらず眠りにつけないワタシ。 聞こえるのは子供達の寝息と、ケイの息遣いとケイの心臓の音。 トクン。トクン。トクン。 ―誰かに頭を撫でられながら抱きしめて貰うってこんなに安心するんだ。― もっと安心したくて。 ケイの胸元に顔を埋めた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加