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「我が盟約に従い、グリモアの主よ、その力を示せ! ≪皇帝蟻地獄≫(ヴァ=リル)」 瞬間、砂漠全体が鳴いた。轟音と共に、堕天使が沈む。堕天使を中心に構成された魔法陣が強く輝き、ゆっくりと、足下から砂中に引きずり込む。 膝、胸、首……と、じわじわ沈んでいく中、急に堕天使が笑った。不気味な笑顔が、王へと向けられる。その表情から読み取れるのは愉悦。思わず、王の全身を悪寒が走る。
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