王子様

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  光「んー‥嫌いじゃないよ?」 少し考えてそう答える光に 俺は苦しくなった 光と別れて、部屋の ドアを思い切り閉める 「俺‥光のなにを見てきたの‥?」 俺が1番知ってるはずじゃん 光がどんだけ優しいかも 光がどんだけ誠実かも 光がどんだけ 俺を大事にしてくれてるのかも 信じよう 光がそばにいてくれる限り 「おっはよ!」 いつものように 光と教室へ向かう ドアを開けた瞬間 「ひゅー!旦那登場っ」 「光くん本当なの?」 冷やかしの声と 涙混じりの声が飛び交う 俺達はわけもわからず 立ち尽くした 光「え‥なにが?」 「唯としたんだろ?」 「部屋行って抱かれたって、 唯が言ってたんだよ」 「王子様もやるなぁ」 光「え‥?」 困惑する光 「ひか‥「光!」 光「唯ちゃん‥」 唯「ごめんなさい‥っ  みんなに言うつもり  なかったんだけど‥//」 そう頬を赤くする唯 光「お前なに言っ「光‥最低」 俺は無我夢中で駆け出した  
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