7人が本棚に入れています
本棚に追加
「ごめん先生、遅れた。」
「すいません、遅れました」
「何してたんだ、早く席に着け。雪城も遅刻か?珍しいな。」
このスタイルのいい美人な人はこのクラスの担任【真儀瑠】先生だ。
生徒からも他の生徒からも人気がある。
「あぁ、宮瀬の部屋まで起こしに行ってたのか?」
「ち、違います!今日は私何もしてないですよ。」
今日はたまたま早く起きてしっかり準備ができていただけだ。
いつもはほのかがわざわざ起こしにきて家で朝ご飯を作ってくれる。
ちなみにほのかの作るご飯は全て和食だ。
「そうか?まぁいい、席に着け。」
「はーい」
「もう、先生ったら…。」
そして僕達は自分の席に向かう。
僕の席は窓際の後ろから二番目、天気のいい日お昼寝は最高だ。
ほのかは僕のひとつ前の席だ。
ほのかの隣はほのかの親友【美墨なぎさ】という女の子だ。
ラクロス部のエースでとても明るい。
頭は僕と同じくらいのレベルかな?
「こら翔、あんまりほのかに迷惑かけちゃ駄目だからね?」
「そうだぞ、てか美少女に起こしてもらうとか…そんな、そんな…幸せな日常送ってるとか羨ましぎるだろ。このリア充ぁぁああッ!!」
この隣でわけのわからないことを言っている奴は【山崎 義紀】一応長い付き合いの友人だ。
最初のコメントを投稿しよう!