刑事<デカ>美咲・パートⅡ…マル暴編…

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聴き込み捜査が続く、先輩のデカ達も、必死に成って捜査に当たっている、しかし、その連中に負けてはいられない、星を上げて何ぼの世界だ、まごまごしていると、トンビに油揚げをさらわれてしまう…捜査会議が開かれる、各自の得た情報や、意見を話し合う…そんな事をしている間に、一ヶ月が過ぎて行った…そんな時、美咲は一人の男に目星を付けた、それは今日まで足を使って、聴き込み捜査をして来た結果だ…目星を付けた男は、事件当日から、組事務所にも現れず、1日1、2回組事務所に入れる、業界で言われる定時連絡も入ってねぇ、そんな男を美咲はマークしていた、こんな時には、部下の熊川翔は、目立ち過ぎて邪魔に成る…夜の国分町に毎晩の様に出て居て、最近急に金回りが良くなった様だ、しかし、何の証拠も根拠も無いが、美咲には何か匂う…これが刑事の勘って奴か…すると、事件前夜、この男と一緒に飲んでいた、東京に本拠を持つ組織の若い者が浮かび上がって来た…この松田と言う男には、銃刀法密売罪と、覚醒剤にコカインの営利売買の前 科がある、もしかしたら、本件に使用された拳銃は…
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