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【刑事<デカ>美咲・パートⅡ…第一章…初出勤】
春とは言え、杜の都仙台は、頬を打つ風は冷たい…八乙女のマンションを出た…駐車場には愛車のbBが待っている、西東美咲24歳エンジンを掛けて走り出す…もう仙台に来て、二年目に入る、今年から今迄居た捜査一課から、待望の四課マル暴に移った…マル暴は、暴力団専門の課で、暴力団の事件は、すべてここで扱う…非常に危険な課である、一つ間違えば殺されるかも解らない、そんな危険な四課を美咲は、自ら好んで移って行った…
何時も通り、八乙女駅を通って、愛宕上杉通りを通る、街を歩く人達は、コート何て着てる者は、誰一人として居ない、初春に合わせ軽装に心も軽そうに歩いている、美咲も職場が変わって心配もあるが、心は浮かれていた、車は県警の地下駐車場に吸い込まれて行った…エレベーターに乗る、捜査一課は、二階だったけど、四課は一階に有る、県警の一階フロアーは広く、綺麗に出来ている、正面から向かって左側に、エレベーターが有る、右側には受付があって、そこには、男性警官と女性警官の二人が立っている…
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