Page 19 あの日の君へ【Side R】

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ナタナエルは、子供たちと一緒に建物の中へ押し込んだ。 「ラフィ――」 「大丈夫だから」 こう言葉を交わしたのは覚えている。 その間も、あいつは下品な言葉を並べて一人で激昂していた。 やれやれ、と思っていたのだが、とある一言に僕はキレてしまう。 ……その言葉は、あまりにも下品すぎるし、彼女の名誉にも関わるので言わないでおく。 ごめん。
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