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翌朝…
「はぁ…はぁ…遅刻する(涙)」
最悪だよ、寝坊なんて。
海野くんと会えることが嬉しすぎて寝れなかった!
「えっと…ポンタがガラス割っちゃって…いやいや、また脱走しちゃって…」
「ぶつぶつ言ってないで乗りなよ!笑」
後ろを見ると、
自転車に乗っている海野くんがいた。
「ほら、遅刻しちゃうよ!」
嬉しすぎて、にやける。
「うん!ありがと。」
「つかまっててね!!とばすよ!」
海野くんの制服の裾を掴む。
背中…広いな。
彼女とか…いるのかな?
いたらこうやって…
後ろに乗せてるのかな?
「ここ、あたしだけの場所がいいな…。」
し…ん。
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