悲しい事実

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「オメエか、優空から笑顔を奪った奴か!」 「小十郎…」 優衣がにやけて… 「おー、優空。アンタの後ろにいる奴ら、結構カッコいいじゃん♪優空にも、ついにできたんだあ…ま、私が奪うけどね♪あははははは」 「何で…殺したの?」 「当たり前じゃない…あたしは交通事故で怪我を負った…でも、あの人達はあたしが死んだと勝手に決めつけて…あたしは、ヘンテコな施設に連れていかれ…そこで、いじめられた… あたしがいじめられたのは親のせい… あたしをいじめた人達も殺し、一番憎い親も殺した…でも、アンタは殺さなかった…そんなに、憎くないからね…ま、そういう事だ…じゃ、失礼するよ」 優衣は、消えた 「何なんだ、あの野郎は!!」 「我は、日輪を拝んでくる、優空も来るがよい」 「は、はい…」 「おい、毛利…優空をどうする気だ…事としだいによっちゃ…」 「まあまあ、小十郎…大丈夫だ」 「行くぞ、優空」 「はい…」 元就は、元親を一回見て、目を合わせると元親は軽く頷いた 「元就…頼むぜ…」
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