6人が本棚に入れています
本棚に追加
「…わかんない」
「優空に…似てた…よ?」
「優衣か…どこ行った?」
「消えた…」
「わかった…救急車呼ぶから…待ってて?」
「財布…家だ…」
「俺様、連れてってあげるよ?で、どこ行くの?」
「家」
「わかった」
「じゃあ…」
「ひゃ…さ、佐助ー」
「こうじゃないと、はやくいけないの!」
「わかった…」
「待っててね?助けるから…」
「もう…私…だめ…みたい…だから…いいよ…」
「何であきらめてるの!?」
「だって…」
「優衣!!」
「ふふ…いつから、姉のことを呼び捨てになったんだろね?」
「今から、1つずつあなたの幸せを消すから…ね?」
「あ…りがと…」
「いやああああああああ」
「ごめん…ごめん…私…守れなかった…」
「そうだね…この子が死んだのは、あなたのせい…」
「では、サヨナラ」
「もう…いや!!私…何ができるの?守ってもらってばかりで…私…強ければ…強ければ…死ぬことも…なかった…のに…私を…呪っていいから…ね?」
最初のコメントを投稿しよう!