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｢おはよ…｣
｢おはよ！優空ちゃん！｣
意外にも、声をかけてくれたのは、慶次だった
｢わ…慶次お兄ちゃん｣
はっきり言うと、慶次のことは忘れかけていた
｢んじゃ、学校急ぐから｣
｢え～もう行っちゃうんかい｣
しょうがないじゃん、学校なんだから
｢元親お兄ちゃん!!行くよ｣
玄関を出ようとしたら
｢待ちやがれ!!｣
なんて言いながら、階段を降りてきた…いや、堕ちてきた
｢ったく…行くよ｣
元親を引きずった
｢いってえよ！｣
｢起きないんだもん｣
くだらないことをしながら、学校に行った2人だった
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