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「15・・・あった!!ここだ」
私の席は窓際の一番後ろ
文句なしだなあ
寝れるし!ラッキー
隣は・・・・
「あっ・・・よ、よろしく」
「よろしく」
隣の席はクラスでも地味な方の 木村優心 私はいつもおどおどしてる彼が苦手だった。
まぁ寝れるしいーや
--------キーンコーン
「愛華~」
「結衣ちゃん、席離れちゃったね」
「ほんとにー残念。どうよ??トキメキはあった??」
結衣ちゃんがニヤニヤしながら聞いてきた。
「隣はハズレ。私木村くん苦手だし」
「木村くんかあ~私も苦手だな。どんまい」
まぁもともと期待してなかったけどね。
結衣ちゃんはひたすら話してから自分の席に戻って行った
1時間目は…数学かあ
テスト返しだよね?寝よう
「・・・・・・・・・」
「・・・・さん・・・・・藤さん」
「・・・・・・・・・」
「佐藤さん!」
「ハッ・・・・!!あ・・・え?木村くん?」
「これ、呼ばれてたからもらってきたよ。点数は見てないから」
「え・・・あ、ありがとう」
びっくりした・・・
てか、木村くんってちゃんと話せるんだ。点数見てないとか真面目なんだなあ・・・
ちょっと見直した。
・・・木村くんってよく見たら鼻筋通ってるし美形だなあ
ふと、結衣ちゃんの言葉を思い出す
いやいや!
そう簡単に恋にならないって
とか言いながら
どうしても意識してしまう
はぁ…どうするのよこれ
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