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「起きろって」
「う~ん もうちょい寝る……」
「遅刻しても知らねーからな」
梦咲峻の毎日は兄の仍を起こす事から始まる
何で起きねーんだよ💢
起きる気がねーなら起こせって言うなよツ………
起きる気配のない兄を置いて学校へ向かった
学校に着くと純が近づいてきた
「おはよー峻」
「おはよ」
挨拶を交わし席に着くと純が口を開いた
「なんか機嫌悪い?また兄貴?」
「あいつしかいないだろ、毎日毎日起こすこっちの気にもなってみろってんだよツ……」
兄貴はいつもくっついてくるし
いっつも好き好き言ってくるし本気でウザイ
何で弟の俺にそこまでくっつくのかが分からない
「まぁそんな怒るなって、もうなれるしかなくね?」
なれる?
そんなの無理だろ
てか俺が我慢するっておかしな話だろ
「なれたくねーよ、むしろ起こしたくない」
「それはしょうがないだろお前兄貴に頼まれてんだろ?」
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