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そんな兄貴とのやり取りをしてるあいだ雅也は雅先輩としたしげに話している
純はと言うと、
俺と兄貴のやり取りを見てヘラヘラと笑っている
今日は兄貴がいつもよりしつこく屋上で食べる気を無くしてしまって兄貴にばれないように教室に戻ろうと屋上のドアに手をかけた
しかし………
タイミングが良いのが悪いのか、兄貴の友達の晴先輩と将先輩がちょうど屋上へやって来た
何でこのタイミング~💦
先輩ホントKYだよ……………
「あれ?峻じゃん…仍は?」
そう話かけてきたのは晴先輩で
俺の頭に手をのせキョロキョロと兄貴を探している
「兄貴なら雅先輩らといますよ?それじゃ俺もう行くんで」
そう言ってその場を立ち去ろうとすると晴先輩に腕をつかまれる
「お前もう教室戻んの?」
「はい、兄貴ウザいんで……」
すると何を思ったのか晴先輩は俺が兄貴から逃げていることをしってるのにも関わらず兄貴を呼ぶ
「おい、仍ーお前の弟逃げようとしてるけど?」
意地の悪い笑みを浮かべて俺を見る晴先輩
それに気付き慌てて兄貴は俺に抱きつき離れてくれそうにない
そう……晴先輩のせい……
「マジで離せ、キモいから」
「んじゃ、食べるか」
俺の話をスルーして提案する兄貴こいつに日本語は通じないのだろうか……………
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