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☀太陽と月☀
太陽に恋をした
月が太陽を
追いかける
「僕は君を愛せない。なぜなら君は夜にしか美しい姿をみせないから」と太陽がつぶやく
「私はいつも綺麗にしてるよ。よくみて!あなたの目には映らないの目のまえに姿あるのに…」
と月が嘆く
「夕方時々みる姿か、朝方見る姿しか見ないから後は眩しいから見えないよ」
と太陽は言う
「じゃ炎を燃やさずに私を見てあなたの前にいるから」と無理を言う
「それはだめだよ。君だけに光を当てるために燃やしてる炎じゃないよ。水星、金星、火星、木星、土星などたくさんの星の為に光を放つだから、特に君のすぐそばに綺麗な青い星、地球の為に特に光を放つんだから…」と太陽が嘆く
「こんな汚い星ほっておけばいいじゃない」と月が怒る。
「月さん、汚いかもしれない、でも、もっとよくみて、地球のどこかには綺麗な美しい心をもつ人間と言う奴がいるんだよ。その人間のために今チャンスを与えているんだ。地球を蘇らす種を蒔いてくれるの信じてね」と太陽は微笑んだ
月は何も言わず
夜にしか美しい姿を見せなくなり、昼間は姿をはっきり見せないようになった。時々、地球にヤキモチを焼き太陽を遮る ようになった。
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