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高校卒業してから久しぶりに海斗に会った日に告白されたからだ…
そのときの私はただずっと好きだった人を諦めようと思い、勢いで海斗と付き合った結果がこんな風になるなんてね…
本当に私の好きな人は隆弘。高校時代の時は友達関係が崩れるのがこわくて告白はできなかった。
今さらだけど、私はダイジナコトを忘れてた気がする。やっぱり隆弘が好きだから海斗とは別れる。
その日の夜、海斗の家に向かった。
インターホンを鳴らし「ピンポーン」
海斗「おう!どした?」 沙耶「話があるの…」
海斗「まぁ上がれよ。」
沙耶「うん、おじゃまします。」
そして海斗の家に上がった。
海斗「で、話って何だよ?」
沙耶「実は隠してたことあるの。私、ずっと隆弘が好きだったの。」
海斗は私の頬っぺたを軽く叩きながら、こう聞いてきた。
海斗「だから?」
沙耶「だからね…もう別れて下さい。」
海斗「わかったって言うとでも思ってんのか!?あぁ!?」
その直後また暴力だ…
「ドスドスバコ」
沙耶「お願いやめて下さい!」
海斗「はぁ!?てめぇが悪いんだろうが!」
私はどうすることも出来ず、海斗が私からちょっと離れた隙に隆弘に電話をした…
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