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ぼくの名前は、橙色の子と書いて『橙子(とうこ)』
名前の由来は２つ有るそうだ。
ご主人であるママがぼくの体毛のオレンジっぽい茶色の部分を表現したのが一つ目。
もう一つは、先代にゃんこの名前が『なな』
ママの旦那さんのお姉さんのにゃんこが『はち』
同居人の先輩ワンコが『ココ(九つより)』と数字の名前で続いていて、
ぼくの順番は『じゅう』なのだけど、それじゃあ可哀想と思ったママが『じゅう』を『とう』と読み、橙の『とう』と掛けて付けてくれたんだ。
『橙子』
ぼくはこの名前を結構気に入ってるよ。
真っ白な部分が多いから『白』とか安易な名前じゃないし、ずいぶん考えてくれたそうだから。
ただ、ぼくは男の子なんだよね。
『～子』と云うのは人間では女の子に付ける名前らしいじゃないか。
なぜママがぼくに女の子の名前を付けたかは、また後で話すね。
ふぁぁ～もう眠たいや。
ママの匂いがするお布団でお昼寝するんだ。
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