共生と訣別
13/53
読書設定
目次
前へ
/
242ページ
次へ
だけど果乃子に出会って、俺のモノクロの世界に色彩が、通年冬だった世界に四季が、五感を怠惰にしていた俺に敏感過ぎる感覚が与えられた。 思えばあの毒入り弁当を食べた日から、俺の思考と身体は果乃子に侵されていた。 果乃子は俺を見下げることなく、俺が持ってる価値を慈しむように咀嚼してくれる。俺のコンプレックスは彼女が舐めとってくれた。
/
242ページ
最初のコメントを投稿しよう!
132人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
18(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!